5日、女子ラグビーのサーキットシリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024・鈴鹿大会」が開幕した。12チームが3つのプールに分かれ総当たり戦を行った。全18試合を終え、トライランキングと得点ランキングを紹介。順位を決める2日目に注目してほしい選手たち。
鈴鹿大会1日目トライランキング
トライランキング上位10名は以下のとおり
1)ジャネット・オケロ(三重パールズ)4T
初戦のアルテミ戦ではいきなりハットトリック。次戦のナナイロ戦で大会通算100トライを達成。今大会もトライを量産中。
試合後のインタビューでは「Watch Me!」。パールズ、悲願の地元初優勝なるか。
1)アカニシ・ソコイワサ(TKM)4T
プール戦最終戦の日体大戦では連続トライでチームに流れを呼び込んだ。1日目はプレータイムをコントロール。勝負の2日目に再びブレイクするか。
3)モニーク・コフィ(三重パールズ)3T
アタックだけでなくディフェンスでもハードワーク。オケロとは対になりパールズの攻撃を牽引。トライ後の「コーヒージェスチャー」は何回見れるか。
3)ジラワン・チュトラクン(ながと)3T
激しいマークを受けながらもしっかり3トライ。古巣ナナイロとの試合での迫田夢乃とのマッチアップは見ごたえがあった。
3)ニア・トリバー(ながと)3T
今大会は白いターバンを巻いて出場。プレータイムは少ないが出ればしっかり結果を残す。
3)迫田夢乃(ナナイロ)3T
オケロ、ジラワンと対峙するも、アウトサイドから果敢に抜きに行く姿勢はまさにフィニッシャー。2日目初戦は、再びながとと対戦。どんなプレーを見せるか。
3)岡元涼葉(フェニックス)3T
前回大会優勝のフェニックスを支えるキープレーヤー。アルカス熊谷との試合では後半ラストプレーでサバナ・ボッドマンがブレイクしたところ、疲労が出てくる時間帯でも愚直に後ろからサポートに入りトライを決めたシーンはハードワークの証し。
3)秋田若菜(PTS)3T
大会を追う毎に逞しさが増してきている。チーム全員で繋いだボールをしっかりゴールラインまでキャリーしトライするシーンが増えてきた。「若菜はメンタルが強くなれば、もっといい選手になる!」(平山愛キャプテン)チームのフィニッシャーとして前回大会6位からさらに躍進させることができるか。
3)園村音羽(アルカス)3T
積極的な仕掛けからトライを量産。2日目初戦は地元・パールズに挑む。
「スペースがあったのと個人的にしっかりと仕掛けることができました。ディフェンスのラックサイドに人が集まり過ぎちゃって、ボールが出る時にシフト出来なかった。ラックに人をかけるのかかけないのかの判断の部分は改善したい。
明日は、上位チームとの対戦なので中々トライは取れないと思うので、攻めあぐねていた時には全員が共通したアタックの方向性を持ってプレーすること、あまり一人一人のプレーにならないようにしたい」(園村)
3)グレイス・スチュワート(TKM)3T
今大会好調のTKM。好調の要因の一つは、チーム全体で仕掛けて、ボールキャリーする力がある選手にしっかりボールを運べていること。グレイスの強みを活かして得点力が上がってきた。
得点ランキング
1)プルーニー・キヴィット(ながと)22=2T6C
2)ジャネット・オケロ(三重パールズ)20=4T
2)アカニシ・ソコイワサ(TKM)20=4T
4)園村音羽(アルカス)17=3T1C
5)松村美咲(フェニックス)16=2T3C
5)木川 海(チャレンジ)16=2T3C
6)モニーク・コフィ(三重パールズ)15=3T
6)ニア・トリバー(ながと)15=3T
6)ジラワン・チュトラクン(ながと)15=3T
6)迫田夢乃(ナナイロ)15=3T
6)岡元涼葉(フェニックス)15=3T
6)秋田若菜(PTS)15=3T
6)グレイス・スチュワート(TKM)15=3T