マッチアップ―廣瀬雄也(スピアーズ)vs平翔大(ダイナボアーズ)、東福岡、明治と同じチームでプレーした2人がトイメン対決 | ラグビージャパン365

マッチアップ―廣瀬雄也(スピアーズ)vs平翔大(ダイナボアーズ)、東福岡、明治と同じチームでプレーした2人がトイメン対決

2026/02/21

文●斉藤健仁


2月21日(土)、「NTTジャパンラグビー リーグワン」ディビジョン1の第9節、7勝1敗で2位につけるクボタスピアーズ東京ベイ・船橋が三菱重工相模原ダイナボーズをホストスタジアムの東京・東京・スピアーズえどりくフィールドに迎えた。

 

前半から相手に押し込まれる場面もあったが、ゴール前のディフェンスで力を発揮し、またアタックではセットプレーやFWのフィジカルプレーでトライを重ねて26-10で勝利。3トライ差の勝点5を挙げて、スピアーズえどりくフィールドの連勝を27に伸ばし、さらに前節を終えて2位だった埼玉パナソニックワイルドナイツが神戸スティーラーズに負けたため、スピアーズが首位に立った。

木田晴斗

木田晴斗


メルヴェ・オリヴィエ

メルヴェ・オリヴィエ


江良颯

江良颯


ブラッド・ウェバー

ブラッド・ウェバー


藤原忍

藤原忍


注目の「12番対決」

春を思わせる快晴の中で行われた試合、ファンの耳目を集めたのは両チームの「12」番、明治大主将対決だった。ダイナボアーズの先発は、1月の大学選手権でキャプテンとして明治大を優勝に導き、アーリーエントリー制度で初先発となったCTB平翔太(4年)。対するスピアーズは東福岡、明治大で平の2学年上だった日本代表CTB廣瀬雄也だった。

平翔大

平翔大


ダイナボアーズのCTB平はキックオフ早々から強力なタックルやボールキャリーで見せ場を作ったが、試合はCTB廣瀬が所属するスピアーズが貫禄勝ちを収めた。試合後、リーグワンで、もちろん初のマッチアップとなった2人に話を聞いた。

廣瀬雄也

廣瀬雄也

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ CTB廣瀬雄也

廣瀬雄也と平翔大

廣瀬雄也と平翔大


――試合を振り返って

最後の方は3トライ差でボーナスポイントが取れてチームにとって良かったです。苦しい時間帯が続きましたが、それでも若い力で勝ち切れたのは一つの自信になると思います。

――メンバー変更の意図は指揮官から説明があった?

(末永)健雄さんとかタイラー(・ポール)は90%の試合に出ていたので、休む時間も必要だという説明があったが、どのメンバーが出てもやることはわからないので今日は結果が出たと思います。上手くいかない時間もあるわけで、若いメンバーで乗り切れたのは良かったし、求めていた得点ではなかったが、突き詰めていって次節のキヤノン戦に向けて準備していきたい。

――対面は高校、大学の後輩のCTB平選手でしたね。

まさか(平が)12番スタートで入ってくると思っていなくて、僕もちょっと変に意識しちゃって、すごくメンタルをこの試合に持っていくのがすごく難しかったですが、(平)翔太の記念のファーストキャップで、同じ12番を着られて試合に立ってすごく嬉しいと思います。(翔太は)持っているものもすごいし、優勝したキャプテンで、僕は優勝してないキャプテンなので、そこは絶対に負けなくなかった(苦笑)。

明治時代では廣瀬雄也がキャプテン

明治時代では廣瀬雄也がキャプテン

――2歳下だとカワイイ後輩なのでは?

ヒガシ(東福岡)の時も1年からずっとメンバー入ってきましたし、明治の時も僕は4年生の時はケガが多くて、代わりに12番を張ってくれた時間がすごく多くて、急に翔太も伸びてきて、本当に自分を脅かせる存在になった。上ばかりを見ていたばかりの時期から、翔太だけじゃなくてアーリーエントリーで試合に出て、下にも良い選手が入ってくるので負けてられないなと思います。

――勝てて良かったね!

よかったです!(試合後に)翔太が考えている話を聞けて楽しかったです。

――ずっと同じチームでプレーしていた後輩とリーグワンでマッチアップ。ちょっと不思議な感じがする?

そうですね。ずっと同じチームでしたし、まさかこうやってすぐに後輩でマッチアップするのは感慨深いし、翔太はリーグワンでもやっていける存在だし、若いうちからダイナボアーズを引っ張っていってほしいと思います。

三菱重工相模原ダイナボアーズ CTB平翔太


――アーリーエントリー制度で、初先発し、リーグワンデビューを飾りました

3度目の正直で、緊張はしていたんですけど、いつも通り、相模原で練習をやってきたことをグラウンドで出すだけだったので、そこを意識して試合に挑みました。

――80分、普通にリーグワンでプレーしましたね

フィジカル的には自分の感覚的には負けてないなという印象があったので、しっかり今日の経験というのを次に活かせるように、来週から頑張っていきたいなと思っています。


――相手には元オールブラックスや日本代表がいましたが……

相手に憧れていた選手がたくさんいますけど、憧れていても全然上に行けないと思うので、しっかり自分にフォーカスして戦っていきたいなというふうに思っています。

――積極的なランも光りました

自分で仕掛けて抜くというよりか、1個(ラックを)作って、また次のプレーに活かすことに、今日の試合ではフォーカスをしていた。一度、パスミスやスティールされる場所もあったので、しっかりボディハイトのところを来週からしっかり練習していきたいなと思います。


――スピアーズの対面は東福岡、明治大の2学年の先輩の廣瀬選手でしたね。

今まで敵チームでやったことがなかった選手でもあるので、実際、今日はやってみて、向こうは絶対やりにくかったと思いますが、自分はチャレンジャーとしてガツガツいくだけだったので、フィジカルでは負けてないなと思います。ぶっ倒す勢いでいきました!

――神戸FB上ノ坊(天理大4年)が先に活躍していますが、刺激になっていますか?

同じ週に出る予定で出る予定でしたが、雪での延期は仕方ないと思います。いきなり(上ノ坊が)あんなプレーをされてしまうと、ちょっとプレッシャーにはなりましたね。でも一緒に、切磋琢磨していきたい仲間でもあるので、自分もしっかり頑張っていきたい。


――明治大の優勝からメンタルチェンジできましたか?

はい。1ヶ月以上たったので、しっかり切り替えて、すぐチームに合流して、やることは明確になっているので、しっかり(メンタルは)切り替えてはいます

――まだ今シーズン、残り9試合ほどあります。今後どんなプレーをしたいですか?

メンバーに選ばれたら、自分の強みであるスペースへのランやキックで、しっかりチームに貢献できるようにプレーしていきたいと思います!

HIGHLIGHTS

SCOREBOARD

NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26 ディビジョン1 第9節 交流戦

  • TRY(4)前半19分 4.メルヴェ・オリヴィエ, 前半32分・後半1分 11.木田晴斗, 後半21分 18.オペティ・ヘル
  • G(3)前半33分・後半2分・後半22分 15.ショーン・スティーブンソン
  • PG(0)
  • PENALTY
  • PK(8)
  • FK(1)
  • TRY(1)後半17分 14.マット・ヴァエガ
  • G(1)後半18分 22.チャーリー・ティトコム
  • PG(1)前半8分 10.三宅駿
  • PENALTY
  • PK(5)
  • FK(1)
  • クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

  • 1 紙森陽太 後半10分 OUT → IN 17 加藤一希
  • 2 江良颯 後半10分 OUT → IN 16 福田陸人
  • 3 為房慶次朗 前半31分 OUT → IN 18 オペティ・ヘル
  • 4 メルヴェ・オリヴィエ 後半10分 OUT → IN 19 青木祐樹
  • 5 ルアン・ボタ
  • 6 アキラ・イエレミア
  • 7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ 後半29分 OUT → IN 20 アシペリ・モアラ
  • 8 マキシファウルア
  • 9 藤原忍 後半24分 OUT → IN 21 ブリン・ホール
  • 10 押川敦治 後半24分 OUT → IN 22 バーナード・フォーリー
  • 11 木田晴斗 後半29分 OUT → IN 23 リカス・プレトリアス
  • 12 廣瀬雄也
  • 13 ハラトア・ヴァイレア
  • 14 根塚洸雅
  • 15 ショーン・スティーブンソン
  • 16 福田陸人
  • 17 加藤一希
  • 18 オペティ・ヘル
  • 19 青木祐樹
  • 20 アシペリ・モアラ
  • 21 ブリン・ホール
  • 22 バーナード・フォーリー
  • 23 リカス・プレトリアス
  • 三菱重工相模原ダイナボアーズ

  • 1 森本潤 後半24分 OUT → IN 17 安昌豪
  • 2 李承爀 後半24分 OUT → IN 16 佐川奨茉
  • 3 ピーター・ショルツ 後半24分 OUT → IN 18 淺岡俊亮
  • 4 フリードル・オリヴィエー 後半10分 OUT → IN 19 ジャクソン・ヘモポ
  • 5 ギディオン・コーヘレンバーグ
  • 6 松本光貴 後半10分 OUT → IN 20 エピネリ・ウルイヴァイティ
  • 7 鶴谷昌隆 後半9分 OUT → IN 23 吉田杏
  • 8 セルホゼ
  • 9 ブラッド・ウェバー 後半14分 OUT → IN 21 岩村昂太
  • 10 三宅駿 後半14分 OUT → IN 22 チャーリー・ティトコム
  • 11 加島DJ
  • 12 平翔太
  • 13 ハニテリ・ヴァイレア
  • 14 マット・ヴァエガ
  • 15 小泉怜史
  • 16 佐川奨茉
  • 17 安昌豪
  • 18 淺岡俊亮
  • 19 ジャクソン・ヘモポ
  • 20 エピネリ・ウルイヴァイティ
  • 21 岩村昂太
  • 22 チャーリー・ティトコム
  • 23 吉田杏

  • 斉藤健仁
    スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当する。リーグワン、日本代表を中心に取材。

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