14日、ここまで2位の東芝ブレイブルーパス東京は秩父宮ラグビー場で5位のコベルコ神戸スティーラーズと対戦。序盤立て続けにトライを決めていい入りかと思われたが、後半になってスティーラーズの反撃にあい結果は40-40の引き分け。勝点2を獲得し、プレーオフ進出を決めた。試合を終え、FLシャノン・フリゼルとWTBジョネ・ナイカブラに話を聞いた。
東芝ブレイブルーパス東京 FLシャノン・フリゼル
――まずは今日の試合を振り返って。
神戸のような強いチームと戦ったので、タフな試合になりましたし、最終的に勝利は逃しましたが良かったと思います。しかし、それ以上に大事なのは、次の試合に向けて何ができるかをしっかり見つめ直すことです。
――前半最初に3つのトライをとってリードしましたが、後半にスティーラーズに追い上げられました。
そうですね。試合には、たくさんのエネルギーを注ぎ込まなければいけないと話していました。もう一度組み立てて、最後までやり遂げなければならないわけですけど、どうにかそれができたと思います。
――スティーラーズにはニュージーランドの選手もたくさんいますが、彼らとの対戦はどうですか。
みんな素晴らしい選手なので、すごく激しいバトルだったし、同時に彼らに会えて嬉しい気持ちもありますね。
――今日でプレーオフ進出が決定しました。
すごくモチベーションが高まったと感じています。次の試合に向けて一週間一週間やっていくだけです。プレーオフに向けて、いいラグビーをしたいし、成長し続けたい。リーグ戦残りの3試合でさらに自分たちを向上させていかないといけないので、最終的には自分たちが目指しているところに辿り着けるようにハードワークし続けたいです。
――課題はどこだと思いますか。
今日の後半のようなところは改善しないといけないですね。ミスも多かったです。ここから多くのことを学んでやっていかないといけないですね。
――チームメイトのリッチー・モーウンガ選手のお父様が亡くなられました。
今日はリッチーとともにこの試合に臨みました。リッチーのパパのことはよく知っているので、彼に敬意を表したいと思ったし、今日はリッチーのためにもリッチーのパパのためにもプレーしたかったんです。
東芝ブレイブルーパス東京 WTBジョネ・ナイカブラ
ーー今日は素晴らしいパフォーマンスでした。
神戸戦でプレビューしたことに対して遂行できただけです。BKとしてももっとチャレンジしてオフロードで繋いでいこうというふうに話していました。
ーースピードはもどってきましたか?
いやまだスピードについてはまだトレーニングしているところです。チームには若手もいますので彼らを競い合っています。
ーー今日の試合ではどういったことを役割として求められていましたか
できる限りボールを貰ってトライを取りにいく、そしてチームにできるだけ貢献したいという思いで臨みました。
ーー久しぶりのトライでした
今日トライを取れたのは嬉しく思います。本当にFWとBK全員で決めたチームトライだったと思います。自分の仕事を継続してこれからもどんどんトライをとっていきたいと思います。
ーーディフェンスも良かったですね。ゲーム感はどのくらい戻っていますか。
自信を取り戻せてきています。継続して毎試合自分のベストを尽くしていきたいですね。
ーーあまり速すぎると怪我してしまうのではないかと気になりますが。怪我しないように気をつけているところは
フットワークをもっと使って、接触もされないようにとは思っています。
ーー今日の引き分けでプレーオフ進出が決まりました。個人としてどういうところにチャレンジしていきたいか。
アタックとディフェンスの一貫性をもっていきたいですし、ペナルティーの数を減らしたい。それによってかなり痛手をおってしまったので減らしたいですね。
ーー今シーズンブレイブルーパスはどうして負けないと思いますか?
みんなお互いのためにプレーしていて、細かな部分、ディテールをしっかり正しくやっていくことができていると思います。またお互いのためにハードワークできているからだと思います。
ーー今週の準備を含めて、チームの雰囲気は?
今日の試合は自分たちにとって大きなチャレンジでしたが、ノンメンバーがメンバーに対して相手チームの画を見せてくれていて、それによっていい準備ができていました。