中村知春、女子ラグビーを語る―全国女子決勝とセブンズを語り尽くしたトークを採録。女子ラグビーの熱を感じる1日だった | ラグビージャパン365

中村知春、女子ラグビーを語る―全国女子決勝とセブンズを語り尽くしたトークを採録。女子ラグビーの熱を感じる1日だった

2026/02/04

文●大友信彦


2月1日に行われた全国女子選手権決勝、YOKOHAMA TKM対横河武蔵野アルテミ・スターズの一戦は、快晴の秩父宮ラグビー場に、女子の国内試合としては異例ともいえる3537人の観衆が見守る中で行われ、最後まで勝負の行方が分からない熱戦の末にYOKOHAMA TKMが21-12でアルテミ・スターズを破り初優勝を飾った。

初優勝を果たしたYOKOHAMA TKM

初優勝を果たしたYOKOHAMA TKM


同じ日、遠くシンガポールではサクラセブンズこと女子7人制日本代表がHSBC SVNS2026の第3戦シンガポール大会のDAY2を戦い、上位トーナメント進出はならなかったが、最後の7位決定戦で英国に41-5で爆勝を収めていた。YOKOHAMA TKMは、中軸選手のひとりである内海春菜子をサクラセブンズの主将に送り出した状態での国内15人制初優勝だった。

主将の内海春菜子

主将の内海春菜子


国内外で同時に15人制/7人制の女子ラグビーの熱戦が行われた1日夜、ラグビーファンの夜の聖地・高田馬場のノーサイドクラブに女子ラグビーのファンが集結した。行われたイベントはRUGBYJapan365とノーサイドクラブの共同企画『知春アニキと女子ラグを語ろう』。サクラセブンズで2011年から2024年パリ五輪まで戦い続け、37歳の現在もナナイロプリズム福岡で7人制/15人制の両方でプレーを続ける日本女子ラグビーのシンボルプレイヤー中村知春さんとともに、この日行われた両方の試合そして女子ラグビーの未来について熱いトークが繰り広げられた。ここではそこで語られた一端を紹介する。

女子ラグビーのレベルアップを感じた全国女子15人制決勝

――素晴らしい決勝戦、熱戦でした。知春さんはこの決勝に向けて、見どころをどのように予想していましたか?

「どちらも今シーズンはセットプレーが強みかなと思っていたので。どうなるかな?と思って見ていました。アルテミはLO川村雅未さんが出ていなくて、その影響がどうなるかなと」

――川村さんは前の試合での脳震盪判定があって、試合に出られなかったそうです。でも代わってLOに入った安永佳奈選手が大活躍しましたね。

「すごかったですね。ラインアウトのTKMボールをばんばんスチールして。でも、TKMがそこでどうなるかと心配したけど、終盤は立て直しました」

――会見でTKMの永岡萌キャプテンにどう修正したかを聞いたら「修正と言うよりも、これまでやってきたことを信じてやり抜こうとした」とのことでした。

「すごいですね。女子ラグビーがそこまで成長した。私がラグビーを始めた頃、10年前なんて、練習したことができなかったら動揺しまくってました(笑)」

――セブンズだと試合がどんどん進んで、考えたり相談したりする余裕もない。

「そうですね。確かに最後の方ではラインアウトを投げる前に、みんな集まってハドルを組んで話していたのが印象的でした。あそこで話し合って立て直したってことがよくわかりました。他に会見ではどんな話が出ましたか?」

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