連覇へ向けプレーオフに挑む!ブレイブルーパス「スティーラーズはシーズンを通して成長しているチームの一つ」 | ラグビージャパン365

連覇へ向けプレーオフに挑む!ブレイブルーパス「スティーラーズはシーズンを通して成長しているチームの一つ」

2025/05/22

文●編集部


22日、ファイナルに向けトッド・ブラックアダーHCと怪我から復帰し、メンバーに入ったFB松永拓朗がオンライン会見に応じた。

東芝ブレイブルーパス 神戸戦試合登録メンバー

1 木村星南
2 原田衛
3 タウファ・ラトゥ
4 ジェイコブ・ピアス
5 ワーナー・ディアンズ
6 シャノン・フリゼル
7 佐々木剛
8 ★リーチマイケル
9 杉山優平
10 リッチー・モウンガ
11 豊島翔平
12 ロブ・トンプソン
13 セタ・タマニバル
14 桑山聖生
15 松永拓朗

16 橋本大吾
17 三上正貴
18 小鍜治悠太
19 アニセサムエラ
20 伊藤鐘平
21 小川高廣
22 眞野泰地
23 マイケル・コリンズ

東芝ブレイブルーパス東京 トッド・ブラックアダーHC

トッド・ブラックアダーHC

トッド・ブラックアダーHC


――準決勝に向けて


チーム全員を代表して、プレーオフを戦えることを誇りに思います。神戸さん、先週、素晴らしい試合で静岡さんを破った。ケガ人などもありながらベストなチームになっていると思うので、我々とってチャレンジになる。メンバー選考に関しては毎週、ベストな選手を選んでいる。選ばれた23人全員を信頼していますし、今シーズン、それに値する活躍をしてきたので、選ばれた23人を祝福したい。

毎週、見に来てくださるファンに素晴らしいラグビーを見せるという責任を感じながら楽しみにしている。今季、開幕からどの試合もファンの声援を感じながらできたし、リーグワンも毎試合、どちらが勝つかわからない面白い試合が展開できている。ファンが熱心に声援を送ってくれていることに感謝を申し上げたい。

――神戸さんの準々決勝の試合を見て感じることは


いろいろと見ている中で気づくこともあった。最後に直接対決したときは、レタリックなどの主力が復帰して全然違うチームだった。シーズンを通して成長しているチームの一つだと思うし、フィジカリティーのレベルが高かった。ラインアウトはシーズン通して良いチームだと思うし、スクラムの優位性を誇る静岡さんに対して、しっかり対策して、レフリーに対する見せ方も勉強して臨んだと伝わるパフォーマンスだった。FWのコリジョンも良く、SOガットランドがチームを指揮していた。

次に対戦するのが素晴らしい相手だというところで、よりよい準備をしないといけないと気が引き締まった。神戸さんのレニーHCは素晴らしい名将として知られているし、素晴らしい準備をしてくると確信しているし、こちらもそのための準備をしているところです。

――ベンチでWTBのカバーは誰がするのでしょうか?


松永がケガ明けというところで、FBも一つカバーを考えないといけないというところを頭に入れて、全体の選考になっています。例えば試合の序盤にスタメンWTBがケガしたら、眞野をWTBとして投入します。眞野はWTBの経験もありますし、前回の神戸戦でも短い間ですが(WTBの)経験があります。外国人選手はコリンズがCTB、WTB、FBもカバーできるので、最終的にバランスを見ての選考になっています。

豊島翔平

豊島翔平


――WTB森ではなくWTB豊島、桑山で臨みます。


かなり難しい決断でした。森もシーズン頭からチームに貢献してくれていましたが、他のポジションのカバーやこの試合の特性だったりなど多角的にみてこの23人がベストと判断しました。

桑山聖生

桑山聖生


――WTB豊島、桑山の良さは?


2人とも自由にプレーして欲しい。シーズン序盤は出番なかったが、終盤にかかったところで巡ってきたチャンスをしっかり掴んだ。自信を持って送り出せる2人です。2人ともチーム在籍長くて、経験のある選手で、やっぱり、ラグビーをしている限り大舞台は夢見る場所だと思うので、良いプレーをしてほしい。WTB桑山はボールキャリーも強いし、ワークレイトも高い。WTB豊島はチームのディフェンスリーダーとしても日頃から引っ張ってくれているし、BKの細かいディフェンスもリードしてくれている。ボールもってアタックで相手の脅威になれるし、キックのスキルも高い。相手はクロスキックやチップキックが多い中でも危機察知をして、相手のキックの対応も上手なので、そこも期待しています。

――WTBジョネの状況は?


ジョネは、最後に出場した相模原戦でケガをして、深刻なケガをして手術しました。今季の残り試合、出場はできません。


――今季のFB松永選手の評価をお願いします


本当に素晴らしいパフォーマンスをしてくれていて、一貫して高い水準のプレーを見せてくれていて嬉しく思う。成長という点でも右肩上がりで、まだまだ伸びていて、いつ止まるんだろうと思う。プレーではスピードもアップしてくれているし、リーダーシップでも成長を見せている。キックも上手いので、そこも評価しています。今シーズン、リーグワンで一番良いFBだと思っています。

東芝ブレイブルーパス東京 FB松永拓朗

――準決勝に向けて


準決勝という考えではなく、一戦一戦、決勝戦を戦う意気込みで、大切に、自分たちにフォーカスして戦っていきたい。


――弟の貫汰が神戸のWTBで先発します


弟やからというのは関係ないし、14番の選手もランナーですし、スペースを与えて自由に走らせたくないなというのがあります。でも今の東芝のディフェンスは間合いを潰せるし、スペースを削れるので、あまり心配はしていません。

松永拓朗

松永拓朗


――シーズン終盤、試合に出られない時期がありました


チームを離れることは過去にもなかなかなく初めての経験だったが、メンバー外がどれだけ準備しているのかとかメンバー外の気持ちを理解して、良いチームだと再認識したし、このチームで勝ちたいとさらに強く感じた。2~3週間くらいでしたが、すごく良い時間を過ごせたと思います。


――神戸さんは1試合プレーしてからの準決勝です。何か対策などしているのか?


神戸さんは前回対戦したときは大差で勝っているチームだが、プレーオフ1試合目の静岡との試合を見ても成長しているし、勢いあるチームだと思っている。僕たちは強い神戸という風にマインドを変えて、向き合って戦っていかなければならないと思います。リーダー陣のミーティングの中で共有しています。


――リーグ戦では勝点5を取りにいく姿勢を見せましたが、ノックアウトトーナメントでは誰がリーダーシップを取る?


(キャプテンの)マイケルさんとSOリッチーさんを中心にゲームをコントロールしていくと思います。リーダー陣の中で、1点でも勝てたら良い試合なので、ショットも考えないといけないとかはゲームの中でマイケルさん、リッチーさんがコミュニケーションしていくと思います。

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