24日、東芝ブレイブルーパス東京は準決勝でコベルコ神戸スティーラーズと対戦。ノートライに抑え込み31-3で勝利、2年連続決勝の舞台に駒を進めた。PR眞壁照男、小鍜治悠太2人に「2度目のファイナル」への思いを試合後聞いた。
東芝ブレイブルーパス東京 真壁照男
――三上さんから代わり出場でした
もともと僕が入っていて怪我して、三上さんになって、また僕が入ったって感じなんですけど、最初入っていた時出れなくなって悔しいなと思っていたんですけど、ベテランの徳さん(徳永祥尭)や太志さん(森太志)が、絶対あるから準備はしとけよっていうのをずっと言ってくれたんで、驚くこともあんまなく、いつも通りでいこうかなと。
――ピッチになるときの心境は
僕的にはいつもどおりかなと思っていたんですけど、70分、(木村)星南が頑張ってくれたので、後は任せろという感じで、僕は少ない時間を走り切るだけだったので、自分でやれることをやろうと思っていました。
今日の試合がファイナル、そういう気持ちでみんな臨んでいた

眞壁照男
――あまりファイナルのことは考えていなかった?
結構リッチーとかも言っていたんですけど、今日の試合がファイナル、もう準決勝じゃなくてファイナルという気持ちでみんな臨んでいたので、僕も同じ気持ちで自分の仕事をやるだけで集中してできたと思います。
――ペナルティの時もショットを狙わずいつも通りタッチに蹴り出しFWで攻める、そういう攻める姿勢を見えていてどう感じていましたか
いつも通りですし、僕らはリッチ―だったり、マイケルさんが決めたことをしっかりやる。信じてやりきっただけなくので、そこはみんな信頼し合っています。
――国立で今年もプレーができます。
去年は3番でリザーブだったんですけど、特別な場所でプレーできるのは2チームだけで、そこに出られる、まだメンバーに入るかわかりませんが、出るチャンスがあるなら思いっきりプレーしたいと思います。去年はふわふわした感じで、すごく鳥肌が立ちましたけど、今年はそれを知った上で、準備していきたいですね。
――2連覇はあまり意識しない?
シーズン中も結構そういう声とか、色々と取り上げていただけるのでそういうのがありつつも自分たちらしいプレーができていると思うんで、変わらず、そういう声も聞きながら、楽しみながら1週間、この緊張感は2チームしか味わえないので楽しみながら過ごしていきたいです。
東芝ブレイブルーパス 小鍜治悠太

小鍜治悠太
――ファイナルをかけ、2度目の国立です
シンプルに最高の舞台でみんなとラグビーできてほんま嬉しいです。この1週間はいつもどおりみんなと最高の東芝のラグビーができるように準備していきたい、それだけですね。
――プレーオフだからというのではなく、ペナルティでもリーチさんは、タッチに蹴り出しトライを狙いにいく、東芝のラグビーを選択していました
マイケルさんも去年優勝してから、今シーズンの最初から「一戦一戦戦っていく。連覇じゃなくて」ということを言っていたので、それが僕達にも根付いているかなと思います。
――昨年のファイナルに向かう気持ちと今年の気持ちで何か違う点はありますか?
一緒かな。ゼロではないですけど、慣れているとかそんなかっこいいもんじゃないですし、違うのは違うと思いますけど、ベーシックな部分はあまり変わらないですかね。
――相手は1勝して勢いをもって臨んでくるという試合でしたが、
そうですね。正直、絶対そうだと思ってましたし、そこまで慌てることはなかったです。結構事前にみんなで話し合っていました。結構記事にも書いてくれていたんで(笑)。そういうのを見て、気をしっかり引き締められていたかなと思います。