バイウィーク前の第10節、コベルコ神戸スティーラーズは浦安D-Rocksから12トライを奪い大勝。第7節から続いたこのブロックを4勝0敗で2位と最高の形で終えた。このブロックは、ブレイブルーパス、ワイルドナイツと昨シーズントップ4入りしたチームとの戦いもあり、いずれも勝利。チームとしての底力を見せつけた。
アーリーエントリーで出場を続けるFB上ノ坊駿介(天理大)に代わりWTBに入った松永貫汰は第8節のブレイブルーパス戦から3試合で4トライと決定力を見せる。前節は試合直前で試合欠場となったWTBイノケ・ブルアの2選手に、ここまでの戦いと自身のパフォーマンスについて浦安戦後のコメントをお届けする。
コベルコ神戸スティーラーズ FB/WTB松永貫汰

松永貫汰
チームとしてやっていることがしっかりとゲームで出せたブロックだと思います。自分たちの強みを出せていると思います。今シーズン一番いい形でこのブロックを終えることができたと思います。
――個人としての手応え
FBからWTBに変わって、自分のプレーに余裕がある状態、時間がある状態で状況判断できるので、自分の強みが出しやすいと思います。

――チームが好調なのは?
個人個人がしっかりと自分の役割を果たしているところが一番大きくて、それがしっかりチームとして機能しているのがこの結果になっているかなと思います。
――ブロディ ・レタリック共同キャプテンが「一貫性がでてきている」と言っていた
そうですね。自分たちがやろうとしているところの正確性は今回のブロックが今シーズン一番良かったかなと思っています。例えば、キックオフからのアタックだったり、フェイズの中のセットプレーだったり、そういうところの精度というところは自分たちが勝ってプレーできています。
ディフェンスのところでもしっかりコネクションを取って、良いディフェンスができているのは。このブロックでの成長だなと思っています。
――練習ではどんなことを意識している?
セットプレーだけじゃなくてアンストラクチャーの状況を作ってどこにスペースがあるかなど、ゲームに近い状況で練習しているところが一番状況判断にはつながっているかなと思います。またバックフィールドの意識だったり、フロントラインのどこにスペースがあるかというところの練習がゲームにつながっていると思います。

ーーデイヴ・レニーHCはそういった練習に時間を割く?
そうですね。週の真ん中のところはゲームに近い練習が多いので、時間はつかっていると思います。
ーーレンズ(デイヴ・レニーHC)3シーズン目の積み上げという感じ?
3シーズン目になりますし、3年間いるプレーヤーも多いですし、そういう選手たちは本当に体に染み付いてきているというところもあって、新しい選手もジョインしてしっかりコネクトできていると思います!
コベルコ神戸スティーラーズ WTBイノケ・ブルア

イノケ・ブルア
――先週は?
ちょっとハムストリングスの状態が良くなかったので、少し大事をとって休みをもらいました。
――今週は月曜日から練習?
そうですね。まずはハムストリングスの状態を見ながら、しっかりいい準備をしてチームの中でやりたいことの準備と自分の体の準備をして少しずつビルドアップしていきました。今日はその積み上げでいいパフォーマンスができたかなと思います。

――先週は代理出場した植田和磨がPOMに選ばれました。観ていてどう思いました?
何か誇らしい気持ちになったね。すごく嬉しいという気持ちがまず初めにあったかな。少し考え方を変えれば、チームの中で誰か怪我人が出た時に代わりに誰かが入ってきて、その穴をを埋めることができる、そういうバランスが今のスティーラーズにはしっかり備わっていると思うよ。
もしかしたら、自分の代わりにプレーをしているか悔しいのかなって思うかもしれないけど、逆に「行け!」って感じで(スタンドの)上からずっと叫んでいたんだ(笑)。
――このブロックではブレイブルーパス、ワイルドナイツとトップ4だったチームに勝利しました。BKメンバーの雰囲気は今どんな感じ?
BK全員で丁寧に振り返りをして、それに則って練習をしっかりやることによって課題を修正して、また課題が見つかってというような流れが個人もそうだし、BKというユニットとしても安心できて、とても自信がもてるようになっていると思います。

――レニーHCが3シーズン目、ノックスさんは2シーズン目、レンズさんが求めるラグビーを理解してプレーできてきた?
僕は昨シーズンから神戸に加入したんだけど、やっぱり入ってきたばかりのシーズンはイマイチでちょっとわからないところが正直あった。ただ、2シーズン目を過ごすことによって理解できた上で良いラグビーができてきていると思うよ。
なので今はしっかり自信をもって自分らしいパフォーマンスを、彼のラグビーの中でできていると思う。
――シーズン途中ですが、日本代表候補のリストに名前が挙がったことは意識しますか?
もちろん、全てのラグビー選手がリーグワンでプレーしている以上、ジャパン、日本代表というのは目指すところだと思います。もちろん、ニュースを聞いたとき、とても嬉しかった。けれど、目の前にある自分の仕事をしっかりすることが最優先だと思っています。一つ一つの試合をしっかりと自分の仕事を全うする。神戸の中で貢献すれば、その経験がジャパンでも活きてくると思うので、今はしっかりリーグワンで、神戸の試合を最優先に考えています!

