31日、NTTジャパンラグビーリーグワン決勝に挑む、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと東芝ブレイブルーパス東京の前日会見が行われた。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ　フラン・ルディケHC

――決勝戦に向けて


友だちのリーチ選手とも良いバトルをしたいですが、明日、良い試合にできるように非常に楽しみです。昨シーズン、クボタはプレーオフに進むことができなかったが、今シーズンは決勝に来られて、ハードワークが実って光栄ですし嬉しい。明日は自分たちのベストな状態に持っていけたら相手チームからしたらタフなチームになると思うので、明日、そういうふうに持っていけるように、ベストな状態にしていきたい。

――どういったエリアで優位に立ちたいか？


自分としては騙すというか、他に回答することはなく、ストレートにお答えすると、本当にタフな試合になると思いますし、接戦になると思います。あとは東芝さんもアタッキングマインドが強いですし、シーズンを通して110トライ取って、良いラグビーをしている。

日本のラグビーを象徴しているスピードがあり、スペースに持っていくラグビーをしているということで良いところですし、あとはセットピース、ラインアウトは両チームとも良いですし、カウンターも良い中で、セットピースのバトルにはなると思いますし、そういったところがプレーオフのラグビーですし、自分としても楽しみです。

本当に最後の最後まで勝負がわからないような試合になると思いますし、毎回、東芝さんやるときはそういう試合が多いので、そういったカウンターからなどのチャンスをどれだけものにできるか、自分たちも自分たちで強みをわかっているので、両キャプテンたちが言っているように自分たちにどれだけフォーカスして、どれだけ自分たちがやるべきことができるのかだと思っています。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ　NO8ファウルア・マキシキャプテン

決勝という舞台に戻ってこられてチームに感謝しているし嬉しいです。タフなバトルになると思うので、全員で楽しんで戦っていきたい。


――自チーム、相手チームのキーマンは


自分たちのチーム、キーマンはたくさんもいるが、明日はやってくれると思う選手はSH藤原忍とHOマルコム・マークス。東芝には素晴らしい選手がたくさんいて、その中のキーマンはリーチ選手、自分との対面です。そしてSOリッチー・モウンガです。その2人を上手くディフェンスしてやっていきたい。


――ディフェンスが強みですが


特別なことはしないで、自分たちのプロセスを信じて、ディフェンスは自分たちの一つの強み。それはチームの自信になっているので、全員を信じて自分たちの動きを出していくだけです。


――交流戦では31－27で東芝が勝利しました。


毎週、毎週の試合、本当にチームとして成長しているし、この日のために、準備して準備してきた。本当に明日は今シーズンかけて、今までやってきたことをぶつけていくだけです。

東芝ブレイブルーパス東京　トッド・ブラックアダーHC

――決勝戦に向けて


クボタさんも東芝をリスペクトしてくれているように、僕らとしてもクボタさんを最大限リスペクトしている。クボタさんは先週の準決勝、素晴らしいバトルで勝利して、チームのキャラクターを全面に出した形で決勝の舞台に上がってきた。最後に決勝でクボタさんと戦えることを嬉しく思うし、自分たちとしても長いシーズン戦って、夢にまで見た国立競技場の舞台に立てることは光栄だと思うし、1年を通して見せてきた良いラグビーを出すためのしっかりとした1週間の準備もできている。

決勝という舞台で日本のラグビーのスタイルや方向性を左右できうる立場にいられているっていうことを非常に光栄に思います。東芝という会社も代表しながら、選手がしっかりとした良いラグビー、見ていて楽しいラグビーを見せてくれると思うので非常に楽しみにしています。

東芝ブレイブルーパス東京　NO8リーチ　マイケルキャプテン

――決勝戦に向けて


明日の試合、本当に楽しみにしています。シーズンを通して、東芝は勝った経験、同点の経験、負けた経験といろいろ経験してきて、この試合にすべてかけてやりきりたいと思います。（相手の）ルア（ファウルア・マキシ）キャプテンが言ったように、すごくフィジカルバトルになると思うので、5万人の前でしっかり良いプレーができるように頑張りたい。


――自チーム、相手チームのキープレイヤーは？


自チームのキープレイヤーはたくさんいるが、僕の中ではLO・ワーナー・ディアンズ。クボタには2ｍのLOの選手が2人いるが、ディアンズのラインアウト、フィジカルが上がっているので、彼が自分たちのキーマンになる。クボタスピアーズにはキーマンがたくさんいて、僕は1番キーマンにしている選手はファウルア・マキシ選手。

今年から（クボタの）キャプテンになって、日本代表もやってきて、シーズン通しても非常に良かった。彼をマークして頑張りたい。

――決勝前の心境は？


自分たちにフォーカスしています。とにかく東芝らしくやりたいと思います。チームとしてチャレンジ精神でやって、同レベルとやるので、自分たちにフォーカスして東芝らしくやりきりたい。


――明日のテーマは「be us」と掲げていますが


今シーズンずっとやってきたオフロードや、接点のところの強さなど個人技を全面に出してやりたい。


――交流戦ではと東芝が31－27で勝利しました


あの試合からスクラムに自信がついたのと、ラインアウトディフェンス、モールディフェンス、残りの2カ月でレベルアップができたと思います。明日、ファイナルのプレッシャーもあって、一個一個のプレーをすごく大事になるし、そこにしっかりフォーカスして東芝らしくやりたい。