東芝ブレイブルーパス東京は、リーグワンプレーオフトーナメント準決勝で、コベルコ神戸スティーラーズに31-3で快勝。2年連続のファイナル進出を決めた。第15節の静岡ブルーレヴズ戦以来、復帰したFB松永拓朗とLOワーナー・ディアンズに試合後話を聞いた。
東芝ブレイブルーパス東京 FB松永拓朗

松永拓朗
今日の試合の入りは楽しんでやろうというのが、自分の中でメインでした。チームを離れてていた分、このピッチでラグビーできることが、どれだけ幸せかというのを改めて感じられた試合でもあったんで、そこにフォーカスしてやっていたんですけど、自分的にはもっとやれたかなと思っています。
――どんなところにフォーカス?
前半の最初からもっとボールを触りに行きたいなというところと、ボールを触れる位置になかなかいけなかったというのと、リッチーとの兼ね合いがもっとできたかなと思っています。もっと積極的にボールをもらいにいきたいですね。

前回神戸とやったときに自陣からでもアタックして、それがうまくいきすぎて、そこを神戸も必ず修正してくるだろうとは考えていました。実際に神戸はすごく厚いディフェンスでスペーシングもよくやってたんで、もう少し敵陣でラグビーしたかったです。
――リッチーが2本の5022を決めました
さすがやなって。キックのスキルもそうですけど、あの短い時間で裏のスペースをしっかり見れているのは彼の強みですよね。

5022を決めるリッチー・モウンガ
――前半もっと点が取れるとおもっていた?
いや、もっと競るだろうと表いました。同点で折り返してもおかしくないと思っていたんで、でもトライを取らせなかったというのは、僕達の良かったところだったんで。後半勝bやなと。
――ハーフタイムでのHCやリーチキャプテンからの指示は?
アタックの部分ではもっと自分たちのスキルを使っていこうということと、相手のプレッシャーを感じてフィジカル、フィジカルというよりは、フィジカルをどうやって自分t地のスキルで良いアタックに変えることができるかということを話しました。
WTBとのコミュニケーションはしっかりできていたんで、今日に関してはそこまで大変ではなかったです。
――今季最小失点だったというのは
振り返って思ったことは(後半)0点で抑えてたんやという感覚だけです。(前回の対戦を踏まえて)ディフェンスで変えたことはないです。自分たちのラインスピードのところは、常にやりたいディフェンスなんで、そこはよく出来たかなと思います。

――決勝に向けては
パナソニックが来ても、クボタが来てもどちらがきてもいいかな。チームどうこうというよりは自分たちにフォーカスしていいラグビーしたいなというのが一番です。(決勝にいけて)嬉しいですけど二連覇というのはそんなに僕たちにとっては必要じゃなくて、やらないといけないのは1試合のこのフォーカスなので、以下に周りに散らからず、自分たちに集中できるかというのが大切だと思っています。
東芝ブレイブルーパス東京 LOワーナー・ディアンズ

ワーナー・ディアンズ
(神戸をノートライに抑えられたのは)自信になりますね。神戸はアタックに自信があって、アタッキングラグビーをしてくるチームなので。すごく攻められた時間帯も多かったともうけど、戻ってディフェンスできたのがすごく良かったと思っています。すごい来週に向けていい準備、いい自信になると思います。
――ファーストフェイズからプレッシャーをかけることができていた?
そうですね、セットピースの中でプレッシャーをかけていくということをFWとしては考えています。その後はあんまり僕関係ないんで、あんまり考えていないんですけど(笑)。今日はBKも良かったと思います。

ラインアウトは最初プレッシャーをかけられたのは思い通りというか、自分たちがプランしていたラインアウトで、相手がスチールした1本はプレッシャーがある中で、位置もそこにいたからというのがあって、その後のラインアウトは修正してできました。
自分たちのスキルを信じて、相手の(ラインアウトも)うまく読んで取れたなというかんじですね。

――一週間休んだことは?
そうですね。相手はレストなしでそのまま連続で試合やっているんで、いい状態で試合に入れていたと思うんですけど、自分たちは前半やっぱり一週間休んだ感じがあって、後半試合にまた慣れるという感じで、慣れてきたらいいパフォーマンスができた感じですけど。
最初からフィジカルでいかないとやられると思っていたんで、神戸はすごく試合の入りフィジカルなんで、自分たちもそれに対して勝たないといけないと試合前から準備はしていたんですけど。

――決勝にむけて
楽しみです!(大事なのは)セットピース。スクラム、ラインアウトが一番大事かなと思います。どっちがきても。