JAPANXV、マオリ・オールブラックス戦に向けたキャプテンズラン、福田健太バイスキャプテン、HO江良颯が思いを話す | ラグビージャパン365

JAPANXV、マオリ・オールブラックス戦に向けたキャプテンズラン、福田健太バイスキャプテン、HO江良颯が思いを話す

2025/06/28

文●編集部


27日、JAPANXVはマオリ・オールブラックス戦に向けキャプテンズランを行った。練習後、福田健太バイスキャプテンとHO江良颯が試合への思い。代表へ昇格するために意識していることを話した。

JAPANXV 福田健太バイスキャプテン・HO江良颯

江良颯・福田健太

江良颯・福田健太


――9番として意識したいことは?


福田 菅平合宿から超速ラグビー体感して、9番として面白い感覚で、超速ラグビーは9番が大事とエディーに言われている。ゲームを作るのは9番だと思う。アタックだったら、ただテンポを上げるだけでなく、落ち着かせるところ落ち着かせて超速ラグビーを発揮したい。ディフェンスでも、しっかりハーフがコントロールできれば、自ずとボールが返ってくると思うので、ターンオバーボールを超速ラグビーにつなげられるようなディフェンスのコントロールもやっていきたい。

――まだ若いチームだが……どんな感触


江良 一人ひとりのポテンシャル、経験がある選手が多いので、ファーストスクラム組んだときからあっていたし、組んでいく中で成長してまとまってきている。セットプレーのところを僕はHOなので安定させて、ドミネートしていくことをまずスタンダードに置いている。本当にゲームが決まるのがセットプレーだと思うので、そこをしっかり勝ちにこだわってゲームを運んでいきたい。

(スクラムに関して)低さのところはすごくこだわっていますし、「芝」というコールもあるし、芝にどれだけ近いかスクラムが組めるのかがすごくキーポイントです。高い状態で組んでしまうと 相手は重み、大きさがあり圧力をうけてしまう。重さを芯にうけやすいイメージがあるので、相手の力の伝え方というところで、低さがすごくキーポイントになるかなと思います。

小林賢太

小林賢太

――ウェールズ代表戦につながってくる試合です


福田 テストマッチではないが、JAPAN XVは日本を背負って戦いますし、目の前の一つ一つの小さな勝利を得て、最終的にチームとして勝ちを得ること、そして菅平、宮崎で数週間合宿をして、超速ラグビーをどうやってやるかトレーニングをしてきたので、自分のパフォーマンスを出して、ウェールズ代表につながるプレーをしたい

福田健太

福田健太

江良 テストマッチではないが、本当に 日本代表として、しかっりと誇りを持って自覚を持って、マオリを倒していきたい。しっかり勝ちに徹していきたい。その中でHOとしてトップパフォーマンスを出して、次のウェールズ代表戦に選ばれたらポジティブだと思います。この一戦は日本の方が見てくださると思うのでハードワークしてきたものを出し切りたい。


――初めて代表のシニアチームに出場


江良 僕は幼い頃から、夢見ていた目標にしていたところで、嬉しく思いますし、それと同時に、日本を背負って戦うという思いもある。本当に子どもらもファンもたくさん見ると思うので、僕自身、幼い頃、日本代表がヒーローだったので、僕がヒーローになれるように、子どもたちを勇気づけられるように、この身長でも戦えることを見せたい。

福田 ワクワクしていて楽しみです。エディーにずっと「10分」と言われているので、昨日も「明日は10分以上出られるな」と言われた。シンプルにゲームを楽しみたい思いがあるし、桜のジャージーを背負う責任もありますが、楽しみながら目の前の結果にこだわりたい。エディーに昨日、「20分は出してくれ」と言いました(笑)!


――サンゴリアスではプレータイムは得られなかったが、どうアピールした?


福田 菅平のチャンスをもらって自分としても感謝しています。菅平メンバーの発表後、厳しい声、批判あったが、それは代表で戦う以上、それだけ注目されていることだし、僕自身、相当な覚悟を持って菅平キャンプに臨んだ。背水の陣で、次の日を考えずに、毎セッション、エディーに言われていることをやって、パフォーマンスが上がってきた感触がある。全力でやっていて、明日の試合のチャンスをつかめたかなという感じがあります。

ハラトア・ヴァイレアと福田健太

ハラトア・ヴァイレアと福田健太

――昨季の代表活動には参加できなかったが……


江良 こうやって選んでいただいた以上、日本のHOの質を高めていかないといけないと思う。自分自身が日本一のHOだと証明する場でもあると思うので、衛さん、健次と常に切磋琢磨して、いろいろしゃべってやってきています。僕たちのHO、日本にどれだけ良いHOがいることを証明したい。

(坂手さんがいないが)いろいろ経験している方やし、その経験を聞きたいというか、聞けるなら聞きたかったが、衛さんがすごくいろいろ教えてくれて、何かわからないことあれば、こうやってみたらいいんじゃないとか、常に良いコミュニケーションが取れていて、不安なることなく、支え合って、ハードワークしあって良い環境でラグビーできているかなと思います。

青木恵斗・佐藤健次

青木恵斗・佐藤健次

――SOグリーンとハーフ団は?


福田 サムとは菅平で初めて知り合ったがそこからコミュニケーションを密にとっていて、オフザフィールドでいろんな話をして信頼関係を築いてきたので、まったく問題ない。ラグビー的には彼自身はパスワークや自分でランでももっていけるので、サムの良さを引き出すのが9番の役割なので、宮崎でやってきたことを全部出せたらいいが違う状況にもなると思うので、目の前の状況に応じて、9番、10番でコミュニケーションして、ゲームにアジャストしていきたい。その中で、彼の良さを引き出すようなゲームコントロールを心がけたい。ハッツが言うように、9番、10番が超速ラグビーでは肝だと思うので、常にコミュニケーションを取り続けるだけかなと思います

10番を託されたサム・グリーン

10番を託されたサム・グリーン

――明大の後輩である竹之下について 


福田 シャイボーイです! 朝の練習とかヘッドスタートでボクシングセッションがあって、仁吾に普通に腹を殴られました(笑)。コミュニケーションも取れる選手で、仁吾の良さもわかっているので、臆することなく、BK3の良さを引き出すのも9番の役割だと思うので、思い切ってプレーできるようにコミュニケーションとっていきたい。

――やることが明確になったとは具体的には?


江良 スクラムのところが僕の強みなので、スクラムのところで引っ張っていくところと、HOとして、本当に7番、6番と同じ運動量を持ち続けることを言われ続けたので、ゴールドエフォート目指して、常にハードワークすることをもう一度 そこを上げていかないといけないということが明確になった。

――この身長でもやれるというマインドセットについて


江良 本当にこの身長を武器にしろという話もエディーさんにしていただいて、この身長で低さ 速さで勝負できるのがスキルのところで、マインドのところは代表としての誇り、責任感で、選んでいただいた以上、この身長できないと見せるのは絶対ダメなので、この身長でもそんなの関係なく泥臭く、ハードワークして、日本のために走り続ける、体を張り続けるのがマインド。そこは逃げてはいけないところなので、言い訳なしに日本背負って戦いたい。(ヒーローは誰かいた)僕自身、HOは高校3年生からだったので、小さいころはポジションを見ていなかったので、日本代表の活躍している選手がヒーローだったので、その一員になりたい。

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