府中ダービー2026、チェスリン・コルビが神業トライと100%キック「常にベストを出して楽しんで」 | ラグビージャパン365

府中ダービー2026、チェスリン・コルビが神業トライと100%キック「常にベストを出して楽しんで」

2026/03/17

文●大友信彦


ラグビーには「特別なカード」が存在する。
大学ラグビーでいえば早明戦、早慶戦。ラグビーの母国・イングランドへ行けば「バーシティマッチ」と呼ばれるオックスフォードvsケンブリッジの対校戦。インターナショナルでいえばニュージーランドvsオーストラリアのブレディスローカップ、イングランドvsスコットランドのカルカッタカップ……。長い歴史の間に積み重ねられた名勝負の伝統、名選手の系譜、対抗意識…。

国内ラグビー、リーグワンでいえば、最も強い対抗意識を燃やしあう関係がこの「府中ダービー」だろう。この試合には何が懸かっているのか。とあるチームのOBからは、こんな話を聞いたことがある。

「この試合には、それから1年、府中の飲み屋でどっちがデカい顔できるかがかかってるんです」

全国社会人大会の優勝は東芝府中、サントリーとも3回。新日鉄釜石や神戸製鋼の後塵を拝していた。2003年に始まったトップリーグではともに優勝5回。三洋電機/パナソニックと並び最多タイを数えた。ともに東京都府中市に本拠地を持ちながら、チームカラーは微妙に異なる。早大や明大、同志社大など大学のトップチームで活躍したスター選手がズラリと並び、華麗なアタッキングラグビーを身上とするサントリーと、関東リーグ戦グループなど地味なキャリアを積んできた叩き上げの選手が多く、無骨に体をぶつけていくタフなスタイルを貫く東芝。そんな対照的なキャラクターは、勝ち負けだけでなく両極端なトップチームとしてラグビーファンに愛され、人気を集めてきた。

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伝統ある両チームには、いつも、その時々のチームを象徴するプレーヤーが存在してきた。
村田亙と永友洋司のSH対決。松田努と小野澤宏時のFB対決。薫田真広と坂田正彰のフッカー対決…。2026年の対決で、チームの命運を背負って戦ったのは、両チームが誇るインターナショナルのビッグネーム、チェスリン・コルビとリッチー・モウンガだった。

チェスリン・コルビとリッチー・モウンガ

チェスリン・コルビとリッチー・モウンガ

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