上ノ坊駿介(スティーラーズ)リーグワン2戦目「2試合経験して運動量や試合への対応力は確実に向上していると感じている」 | ラグビージャパン365

上ノ坊駿介(スティーラーズ)リーグワン2戦目「2試合経験して運動量や試合への対応力は確実に向上していると感じている」

2026/02/16

文●野辺優子


2月15日、ここまで3位と好調のコベルコ神戸スティーラーズは、秩父宮で4位の東芝ブレイブルーパス東京のホームに乗り込み、34-33で激闘を制し7連勝を飾った。前節、アーリーエントリーで初キャップでハットトリックを決める鮮烈なデビューを飾った上ノ坊駿介はこの試合でもFBで出場。試合後に話を聞いた。

コベルコ神戸スティーラーズ FB上ノ坊駿介

上ノ坊駿介

上ノ坊駿介


――今日の試合を振り返って

以前にもフィジカルの強いチームと対戦した経験があったので、自分のフィジカルがどこまで通用するのかという楽しみはありました。ただ、初めのフェーズで自分のところで流れを止めてしまい、そこで勢いを崩してしまった部分はあります。チームの一員として勝利に貢献したいという気持ちが強かっただけに、悔しさの残る試合になりました。

―― 実際にリーグワンでプレーしてみた感触はいかがですか? フィジカルやスキルの面について。

まだまだ課題は多いですね。簡単に倒れてしまう場面もありましたし、前進するためのフィジカルはもっと高めていきたいです。スコアを追う展開になるとやはり厳しくなりますし、ディフェンスとのギャップの見極めなど、細かい部分を改善していく必要があります。

今日の試合では、ボールを前でもらった際にコース取りがうまくいかず、チャンスを活かせなかった面もありました。インサイドだけでなくアウトサイドのスペースも意識し、周囲の動きやコースをしっかり見ながらプレーできるよう工夫していきたいです。

上ノ坊駿介

上ノ坊駿介

―― コンビネーションについては。

まだまだ時間が必要だと感じています。呼吸や連携の部分はこれからですね。フィールドポジションの争いでは、相手のSOモウンガはキック処理が非常に上手く、どこへ蹴ってくるか分からないので常に緊張感を持って準備していました。難しいボールもありましたが、全体としてはうまく対応できたと思います。

事前のミーティングで相手の特徴や判断傾向を共有していたので、比較的落ち着いてプレーできました。(モウンガは)事前のミーティングで共有していた通り、無理にチェイスやプレスをかけてこない場面も多く、冷静な試合運びをしていた印象です。


―― 秩父宮ラグビー場でプレーすることについて。

一度大学時代に東西対抗でプレーしたことがありましたが、これだけ多くの観客の前でプレーできる機会はなかなかありません。非常に楽しかったですし、多くの声援もいただいて興奮しました。刺激になりました。

―― チームへの適応について。

チームに合流してからは、サインや戦術を覚えることに集中しました。非常にウェルカムな雰囲気で迎えてもらえたので、スムーズに馴染むことができました。

―― 周囲からのサポートは。

常に多くのアドバイスをいただいています。バックス、フォワードの両方から細かい指示や助言をもらえるので非常に参考になりますし、一日一日成長できていると感じています。


―― フルバックというポジションについて。

大学時代は途中から10番を務め、チームを動かす役割を担っていました。15番はボールを受ける側のポジションですが、その役割も非常に好きですし、楽しんでプレーしています

―― 日本代表など今後の目標は。

日本代表にはFB竹之下仁悟(明治大)、矢崎由高(早稲田大)、伊藤龍之介(明治大)などが呼ばれているので、若い選手若い選手が成長できる非常に良い環境だと感じています。自分も前向きに取り組んでいきたいですが、あまり意識せず、まずは神戸でチームの勝利に貢献することです。より早くチームに馴染み、中心選手としてチームを支えられるよう努力していきたいと思います。

2試合を経験し、運動量や試合への対応力は確実に向上していると感じています。まだ余裕のない場面もありますが、さらにフィジカルとプレーの質を高めていきたいです。

―― 試合の厳しさについて。

人数が少ない状況でハードワークが求められる時間帯もあり、非常にきつい場面もありました。それでも最後まで走り切れたことは良かったと思います。


―― チームメイトについて

LOレタリックやNO8サヴェア、FLコストリーなど存在感の大きい選手が多く、非常に心強いです。周囲のハードワークやサポートには本当に助けられています。

―― 成長を感じる部分は。

目の前のプレーにしっかりコミットする意識は大学時代から持っていましたが、コミュニケーションや細かい連携の部分は大きく違います。自分から発信することの重要性を強く感じています。

スペースの使い方やテンポのコントロールなど、周囲を活かすプレーをさらに磨いていきたいです。


―― アーリーエントリーしてからの準備について。

大学シーズン終了後も、旅行などに行くこともなく大学などで継続的にトレーニングを積み、実戦感覚を維持してきました。環境の変化はありましたが、しっかりフォーカスして取り組んできました。

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