17日、東大阪市花園ラグビー場では、NTTジャパンラグビーリーグワンプレーオフ、準々決勝、コベルコ神戸スティーラーズ vs 静岡ブルーレヴズの一戦が行われた。7点差で折り返した後半の入り、李承信のトライでスティーラーズがリードを広げた。一時は4点差に縮められるも、80分、終始プレッシャーをかけ続けたスティーラーズが35-20で快勝。準決勝進出を決めた。2018-19シーズン以来の頂点まであと2試合となった。
今シーズン共同キャプテンを務める李承信は、「試合をしていく中で、どんどん相手にプレッシャーを与えられているという感覚がある」と手応えを話した。
コベルコ神戸スティーラーズ FB李承信

李承信
数少ないチャンスでしっかりスコアできたのは良かった。こういうコンディションなので、キックを使って、テリトリーのところでプレッシャーをかけられましたし、FWのところでセットプレーが改善してくれたので、BKとしても本当にゲームコントロールしやすかったですね。
ーーレギュラーシーズン負けていた相手に勝利できたこと
このタフな状況の中でしっかり勝利をものにできたというのは、チームとしてもいい自信になりましたし、この1勝でもう1回チームとして1つコネクトできた、いいゲームだったと思います。いいモメンタム、流れが来ていると思うんで、この流れにのって100%チャレンジできたらと思います。

ーー自陣からの良いアタックもありました。
そうですね。相手のBKライン、ディフェンスラインがどちらかというと引き気味だったので、どんどん自分たちから仕掛けていこうという話をしていました。実際スペースもありましたし、BKのところでうまくボールキープできたのはよかったですね。
先週のゲームでもそうですし、試合をしていく中で、自分たちがどんどん相手にプレッシャーを与えられているなという感覚があったので、そこはどんどん積極的に仕掛けていきました。