5位でプレーオフ進出したコベルコ神戸スティーラーズは、17日(土)花園ラグビー場で4位・静岡ブルーレヴズに挑む。最終節では敗れたスティーラーズだが、プレーオフでは、FLポトヒエッター、CTBマイケル・リトルが先発メンバーにかえってきた。満を持してというメンバー構成になった。デイヴ・レニーHCと李承信共同キャプテンがオンライン会見に応じた。
神戸スティーラーズ デイブ・レニーHC
今の気持ちはエキサイティングな気持ちでいっぱいです。シーズンが始まる前の目標はまずプレーオフに進むことでした。シーズンこの時期に、この立場に入れることを喜びつつ、相手に対してしっかりしたラグビーをしていきたいと思っています。
先週のメンバーから数人変更しました。今シーズン戦っていく中、少し体に違和感があった選手をしっかりリフレッシュできたので、準々決勝に向かいたい。ここ数週間、若手選手がしっかりステップアップしてくれたので、その上でブルーレヴズはタフな相手です。素晴らしいシーズンだったと思いますし、自分たちは先週より成長した姿を見せないといけない。しっかりとした良い準備ができましたし、自信を得ているので良い形で準々決勝に向かうことができると思います。
――先週、静岡と対戦しましたが……
もちろん、静岡はスクラムが強みであると理解していますが、先週のペナルティーの内容はレフリーと認識 をすり合わせすると判定逆だったところも多くあった。そこのところが修正できたとしても静岡は、スクラムでは力強く押してくるところを理解している。
そこの修正が一つのキーポイントになっています。先週の(静岡の)パフォーマンスではラインアウトで逆に苦戦したところもあったので、ラインアウトはより準備してきて、メンバーみても大きな選手が多いので対応してくる。フィジカリティーが強く、カウンターラックを狙ってくるし、ターンオーバーからのアタックも強みになっている。その部分で自分たちが高い精度を持って遂行できるか、ブルーレヴズに対して重要になってくる。