2月1日、秩父宮ラグビー場では第12回全国女子ラグビー選手権大会決勝、YOKOHAMA TKMと横河武蔵野アルテミ・スターズの一戦が行われ、21‐12でYOKOHAMA TKMが勝利し初優勝を果たした。
GALLERY

優勝カップ

片岡詩

松永美穂

ヨレイン・イェンゴ

永岡萌

国歌斉唱

山本和花

片岡詩のキックオフ

加藤幸子

谷口琴美

梅津悠月

辻玲奈

小川愛夢

ロエラ・ラディニヤヴニ

ヨレイン・イェンゴ

ヨレイン・イェンゴのゴール

前半30分櫻井綾乃のトライ

西舞衣子

山本実

堀毛咲良

後半16分、谷口琴美のトライ

アルテミ・スターズが逆転

ヨレイン・イェンゴ

後半24分西村澪の同点トライ


西舞衣子

梅津悠月

後半終了間際ゴールに迫るアルテミ・スターズに対してTKMが守り切る


山本実がボールを蹴り出しノーサイド

勝利の瞬間


互いの健闘を称える山本実と櫻井綾乃
YOKOHAMA TKM 長谷部直子HC

長谷部直子HC(右)
勝てたことを本当に嬉しく思います。横河さん、関東大会では勝ったが、違うチームになると思い、苦しい試合になると思っていた。強みのセットで乱れてしまい、どうなるかなと思い、最後までチャレンジし続けた。決勝が初めての舞台で、80分、最後まで選手たちがチャレンジし続けた。
――チームができて15年くらいになりますが、振り返って……
私自身、10年目という節目で、本当に長い間、チームに関わらせていただいている。10年前に比べて、人数も環境も変わって、単独で出られるようになって3年目で、このチームの存続があったから成長があったからだと思います。単独で出られるようになって選手層も厚くなって選手の強化も良い方向に進んでいると思います。

北川俊澄コーチ
――北川俊澄コーチの存在
単独チームになる前、合同チームでは練習できる時間は限られていたし、FWコーチがいてもそこにこだわってやることができなかった。この3年、FW、BKともに、こだわってやることができて、形になってきたなと思います。
YOKOHAMA TKM 永岡萌キャプテン

永岡萌キャプテン
アルテミさんとは関東大会でも1度戦ったが、決勝ということでお互い違うチームになるなと思い、80分、受けない、出し切ることをテーマにやって結果に結びついたと思います。
――後半、最初、ラインアウトが乱れたが……
セットピース、お互いに強みにしている部分だと思っていた。やり合えればなと思っていた。中盤、苦しむ部分があったが、自分たちの強みはセットピースと掲げていたので、何度もチャレンジした。

――逆転を許してから残りはどう試合を進めた?
後半折り返して、逆転されたとき、自分たちのペナルティーから取られたトライだったので規律を守ろう。敵陣に入ったらセットで前に出られると思ったので、敵陣に入ろうと思っていました!
横河武蔵野アルテミ・スターズ 藤戸恭平ヘッドコーチ

藤戸恭平ヘッドコーチ
――試合を振り返って
準備してきたところ、フィジアンのランナー止めるというディフェンスは想定通り、しっかり戦えた。モールとスクラムはさすがTKMさんだなと。プレッシャーを受けて、得点の起点になってしまった。ただ、うちのラグビーは体現できた。しっかり走って、体を張ってアルテミのラグビーをしてくれた。

――直前に1番、3番を替えた
相手によって替えるということはやっていたがシンプルに提出を間違えた。猪瀬スクラムコーチにいますが、相手の強みを抑える布陣でいくとやっている。理想はスペシャリストになるというのは長いスパンでやっている。今のベストで臨んだ。川村は無理して出さずに(ケガを)治すことを優先させました。
――3500人以上の観客
女子のラグビーのレベルが上がってきたからこそだと思います。見ていて感動する試合ができているので、あとは知っていただくことをみなさんの力を借りていきたい。世界でも戦う力があると思うので、僕もできることを少しずつやっていきたい。
――女子のスキルはどこが伸びている?
本当に、最初は真ん中からタッチキックが届かないところがあったが、どのチームもストレングスをやって、土台を作った。(それで)ケガも減ったし、コンタクト力も上がったことが大きいと思います。
――最後、9点差のシーン……
準備不足というのは責任を感じますが、あそこは選手たちに任せた。選手がしっかり考えて判断したところはいいかなと思います。
横河武蔵野アルテミ・スターズ 山本和花キャプテン

山本和花キャプテン
FWのところで、ちょっと当たり負けて、ゲインを許してしまったところが反省点です。(FWの)じわじわの場面でやられてしまったかなと思います。
前半は相手のジャッカル、オーバーでめくられるところが課題になった。(ハーフタイムで)寄りのところで早くしようとした。
――後半残り10分のところ
試合が始まる前から気持ちが強い方が勝つと話していた。前に前に出続けようという話をしていました。
――逆転してから自陣での時間が長くなった
相手のFWの勢いを止めるところが難しかった。TKMの強みのモールをゴール前で組ませてしまったことが反省点です。モールのところが難しかった。前回あたったときもモールでやられてしまった。モールという課題は改善できなかったが、前半は相手の勢いを止めることができていたかな。
――チームとしてこの結果を受けて
3年間勝てなくて、若手が成長してくれた。次こそ王座奪還したい。勝てない状況でもスポンサー、ファンが応援してくれたので、それを忘れずに来シーズンも頑張っていきたい。



