「南アフリカ戦は、自分にとっては、勇気を与えてもらったことへの『恩返し』の試合なんです」
石田吉平はそう言った。
リポビタンDツアー2025への出発を翌朝にひかえた10月28日、府中朝日フットボール場での国内最後の練習。府中市民ら約600人が見守る中で、タックルあり当たりありのタフなメニューをこなしたあと、石田はメディアの囲み取材に立った。

石田吉平
「オーストラリア戦では、トップ国を相手にしてもいいディフェンスができるという自信がついた。自分に求められている低いタックルができた」

