8月2日、3日に行われた「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025花園大会」で北海道バーバリアンズディアナは7位で大会を終え、シリーズポイント6位で地元・札幌で行われるグランドファイナル進出を決めた。開幕前、ディアナの吉田鳳子キャプテンは「最終戦が札幌の大和ハウスプレミストドームなので、グランドファイナルに進めるよう各大会、一戦一戦勝てるところを確実に勝っていきたい」と意気込みを語っていた。チームは第1戦から確実に結果を残し、公言どおり8強入りを果たした。花園大会終了後、キャプテンに話を聞いた。
2025/08/05
文●編集部
北海道バーバリアンズディアナ 吉田鳳子

吉田鳳子
――地元・札幌で行われるグランドファイナル進出を決めました。ここまでの3大会を振り返って
結構浮き沈みの激しかった3大会だと思うんですけど、最後絶対札幌大会のグランドファイナルには出たかったので、浮き沈みがあったからこそのなんかストーリーはできたかな。グランドファイナルでは真の力を発揮できるプロセスだったのかなと思っています。
――前回最高位の5位でしたが今大会でうまくいかなかったところは
5位を取れて前回はいつもより少しステップアップしたというところから、慢心しているわけじゃないけど、前より良くなかったところからさらに良くなるという工夫ができなかったところ、またけが人が増えてしまって、そこをどうカバーするとか、そういうのも悩んで、この結果にもなったのかなと思います。
――それでも今回昇格して、第1戦からすごく結果を残してきています。練習でも手応えを感じるところはありますか?
ゲームライクな練習ができない文、手応えを感じにくいんですけど、三大会経験して、大会ごとに成長できている感じがしているので、そこは手応えを少しは感じているかなと思います。

今季チームに加入した、ジャズミン・フェリックスホッサムはブラックファンズのトッププレーヤー。
――ハドルの中で、ジャズミン選手がメッセージをかけている場面を見るんですが、どんな役割をしてくれていますか?
まずは背中で見せてくれる。世界のトッププレーヤーなので、今まで培ってきたスキルだったり、経験をみんなに共有してくれています。あとは性格からエネルギッシュな人柄なので、そこも相まってチームを引っ張ってくれているなと思います。
――常にハードワークし続けている姿を見ます
やっぱり口だけじゃないし、しゃべりつつも姿でみせてくれるからみんなもついていかなきゃいけないなというふうに思います。

――さきほど「いいストーリーができた」っておっしゃっていましたけど、グランドファイナルで目指すところは?
元々グランドファイナルに出るというのが目標でこのシーズンやってきたので、そこはクリアできたということで、そうですね、個人的に能力だけ言えば、トップ4はいけると思うんですけど、なぜいけないかって言ったら、周りよりも組織の動きが整えきれていないというところがあって。いけたらトップ4いきたいですね。

――けが人は17日に間に合いそうですか?
戻ると願って頑張っています。
――吉田さんも?
頑張りますって言うしか言えないですね。